【セルフコーチングのはなし】人と関係を築く

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私たちは、日々の生活の中で多くの人に出会います。関係性が深まる人がいれば、なかなか深まらない人もいます。人との関係を築くとは、どのようなメカニズムになっているのでしょうか。

<初期>

出会いの初期は、近接性や外形的魅力など相手から受ける刺激が、関係構築にとって重要となります。人は、繰り返し会ったり、接触すると、好意が徐々に増します。物理的に近くにいる人には、好意を持つ可能性が高くなります。また、見た目も大事です。見た目が良い人は、相手に魅力を感じてもらいやすくなります。この人と関係を築きたいと思ったら、見た目を良くし、接触する回数を増やすことです。

<中期>

出会いからしばらくすると、類似性が、重要となります。類似性とは、相手と趣味や考えが似ていることです。特定の事物や人物に対する態度が類似しているほど、好感がもたれやすくなります。趣味が同じ、出身が同じ、共通の知り合いがいるなどです。より関係を深めたいと思ったら、似ている点を探すことです。

<後期>

さらに関係を深めるには、相補性が、重要となります。相補性とは、双方で役割を分担し、相手が苦手なことを補うことです。相手の苦手なことを、先回りして助けることで、相手からの助けを期待できます。この繰り返しにより、関係はどんどん深まります。

営業や共同作業で、人との関係構築に苦慮している方、ぜひ試してみてください!

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