本日はストレスのお話です。心理的なストレスは、疲労と同様に健康に悪影響を及ぼすことが分かっています。
心身の緊張や不快な感情を引き起こす刺激をストレッサー、その刺激によって個人内に生じる身体・心理・行動的反応をストレス反応と呼びます。ストレッサーがストレス反応を引き起こす一連の過程をストレスととらえます。
ストレスに対する意図的な対処行動を、コーピングと呼びます。コーピングには、問題焦点型と情動焦点型があります。問題焦点型は、ストレッサーをなくす、減らすなど問題解決に向けた対処です。情動焦点型は、ストレッサーによって生じた不快な感情を、運動したり、音楽を聴くこととで、安定させる対処です。多種多様なコーピングをそろえ、状況に応じ柔軟に使い分けることが、精神を安定に保つと言われます。
その人のコーピングの手持ちをコーピングレパートリーと言います。コーピングを考える際には、問題焦点型と情動焦点型は意識せず、思いついたことや、居心地が良かったことなどを少しずつ増やしていくことをお勧めします。最後に、僭越ながら私のコーピングレパートリーを記載します。ぜひご自分のコーピングレパートリーを、楽しみながら作ってみてください!
- 友人に相談する(名前を特定しておきます) ☆
- 友人に愚痴を言う(名前を特定しておきます)□
- 創業塾の先生に相談する ☆
- 家族に愚痴を言う □
- TwitterとLinkedInを見る □
- 昭和ポップスを聴く □
- 神保町を歩く □
- 銀座を歩く □
- ゴルゴ13を読む □
- 心理学の本を読む ☆
- 起業家の本を読む ☆
- ジョギングする □
- 近所を散歩する □
- ブログを書く □
- セルフコーチングを実施する ☆
- 放送大学の授業を見る □☆
- キャリアコンサルタント仲間に相談する ☆
- 司馬遼太郎を読む □
- ギターを弾く □
- 庭をいじる □
- 図書館で資料を調べる ☆
- FMラジオを聴く □
☆:問題焦点型、□:情動焦点型