経団連の提唱する人材育成
経団連が、「企業行動憲章 実行の手引き」を全面改訂しました。実行の手引は、会員企業が「企業行動憲章」の精神を自主的に実践していく上で、必要または参考となる項目を例示したものです。会員企業は、持続可能な社会の実現に向けて、手引きの各項目を参考に、具体的な行動のあり方を工夫
経団連が、「企業行動憲章 実行の手引き」を全面改訂しました。実行の手引は、会員企業が「企業行動憲章」の精神を自主的に実践していく上で、必要または参考となる項目を例示したものです。会員企業は、持続可能な社会の実現に向けて、手引きの各項目を参考に、具体的な行動のあり方を工夫
認知的不協和という言葉、聞かれたことはありますでしょうか。例えば、ヘビースモーカーの方々は、毎日タバコを吸っている自分と、タバコは健康を害するという情報の間に居心地の悪さを感じます。これが認知的不協和です。人は、この居心地の悪さを、なんとか解消しようとします。解
労働政策研究・研修機構が、2021年11月に発表した「人材育成と能力開発の現状と課題に関する調査(労働者調査)」から、仕事環境の変化を見ていきます。2020年と2016年の現状に対する評価を比較します。本調査は、18~65歳までの働く男女10,000人を対象としています。
人は誰しも、ポジティブな気分の時もあれば、ネガティブな気分の時もあります。いつもポジティブな気分であれば良いのに、と思うかもしれませんが、ネガティブな気分にも意味があります。ネガティブな気分は、何らか脅威に直面していることを意味します。ポジティブな気分は、特段の脅威がな
第12回「新しい資本主義実現会議」が開催され、企業間の労働移動の 円滑化・リスキリング・構造的賃金引上げについて議論されました。論点集から転職やリスキリングに関連する項目を見ていきます。論点企業間の労働移動が円滑である国ほど、国の労働生産性が高くなることが確認
人は、他者が予想外の行動をとった場合、その原因が気になるものです。原因がわかれば、将来どのような行動をとるのか予測でき、対処法を決めておけるからです。他者の行動の原因を推測する際、人は原因を、人柄や能力など人物の内的要因に求める傾向があります。人が情報を処理する際、最初に内的要
東京商工会議所が、「研修・教育訓練、人材育成に関するアンケート」 結果を発表しました。人への投資の機運が高まっている中、企業の実態を見ていきたいと思います。人材育成に関する中長期的な方針・計画の策定状況出所:研修・教育訓練、人材育成に関するアンケート【集計結
本日はキャリアの話です。最近、自律的キャリアという言葉をよく聞きます。キャリア形成を組織に依存するのではなく、個人の責任として、経験、スキル、特性などを踏まえ、生涯にわたる仕事の道筋を考え行動することです。「やりたいことよりも、とにかく有名大学に進学する」「やり
経済同友会が、提言「『生活者共創社会』で実現する多様な価値の持続的創造 ―生活者(SEIKATSUSHA)による選択と行動―」を発表しました。本レポートでは、賃金・所得の伸び悩みで高所得国とは言い難い状況、商品・サービスの相次ぐ値上げでコストプッシュ型インフレの懸念、長
本日はストレスのお話です。心理的なストレスは、疲労と同様に健康に悪影響を及ぼすことが分かっています。心身の緊張や不快な感情を引き起こす刺激をストレッサー、その刺激によって個人内に生じる身体・心理・行動的反応をストレス反応と呼びます。ストレッサーがストレス反応を引き起こす