【セルフコーチングのはなし】怒りをコントロールする簡単な訓練

個人のお客様ーレジリエンス

電車が遅延する、渋滞にはまる、料理がなかなか出てこない、こうした時は、多かれ少なかれ誰しもイラッとします。仕事においても、部下や同僚が、待ち合わせに遅刻する、お願いしたことをやってくれない、忙しい日に休むなど、カッとなりそうな場面は数多くあります。こんな時、怒りを爆発させているのは、たいてい私のような中高年の男性ですね。(笑)

人は、加齢で脳が衰えると、感情をうまく抑制できなくなると言われます。感情の抑制には、脳の前頭前野が重要な役割を果たしています。ちょうど額の裏側です。脳の中でも、とても重要な機能を司っており、情動のコントロールや、論理的な判断、将来の予測や、判断、計画の立案を行う部分です。動物の中で、人間が最も発達しており、最先端の機能と言えます。

この前頭前野を鍛えることで、怒りがコントロールできるようになります。簡単な方法は、左右の手でそれぞれ別の動きをします。右手で「グー、チョキ、パー」、左手で「チョキ、パー、グー」を同時に動かします。慣れてきたら、できるだけ早く動かします。

これは、行動の制御能力を鍛えているのですが、不思議なことに感情にも効くとされています。なんとなく頭もスッキリします。ぜひ仕事の合間に試してみてください!

ピープルエナジー代表 伊集院正

22年間、⾦融IT・リスクのコンサルティングに従事。ITリスクチームの拡大や金融セクター設立に貢献。この間、優秀な多くのコンサルタント育成に関与。2020年、国家資格キャリアコンサルタントを取得。2021年に⼈材コンサルティングを開始し、企業の従業員や働き手に対し、心理学の理論を活用したコーチングを提供中。
   
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